ゼリー状の文字列

思った事を書き連ねます。

身分証明と生体認証

iPhone5Sに指紋認証が導入されるなど、生体認証が再び注目されているようです。

一時期ノートパソコンに載せるのも流行りましたよね。

静脈認証や手形などは、日本でも一部のデータセンタなどで実装されているようです。
(私も経験があります。網膜は聞いたことがない)

生体とは異なりますが、この手のもので記憶に新しいイノベーションとしては、非接触ICカードが思い出されます(Suicaなど)。これの素晴らしい点は、カード自体に電源を持たず、コイルと磁力を使った電磁誘導で誘起電力を発生させている点にあります。

非接触ICカードを初めてみた時、最初に連想したのが生体認証に取り込んでしまうことでした。

例えば手のひらにチップとコイルを埋め込んでしまえば、免許証やキャッシュカード、住基カードなどの携帯が不要になるかもしれません(もちろん、リーダが必要ですが)。

で、生体認証がどう絡んでくるのかというと、不正防止の部分です。
埋め込むだけでは、例えばそのICを盗難された場合が厄介です(それでも今のカード自体が盗まれる可能性よりは低いが、被害に遭った場合のリスクが大きい)。

そこで活きてくるのが生体認証で、要は埋め込まれた記憶素子へのアクセスに生体認証をかけます。体に埋め込まれていれば、何らかの生体情報を読み取ることができるはずです(今の技術では無理か)。実現できれば、本人以外の使用を防止できます。

生体認証の弱点は、単一の方法だと弱いことです。双子に対応できなかったり、指紋認証については偽造が簡単、そもそも指紋が無い人もいます。これも課題ですね。
(静脈認証はどうなのだろう。詳しい人教えてください)